NIE活動とは
NIEは Newspaper in Education の略で、新聞を生きた教材、学習材として教育に活用することです。
日本ではすでに1900年代に新聞を活用した記録があります。教師が新聞を読んで、児童・生徒に知らせたいという願いから、大きな紙に筆でニュースなどを書き掲示したのが始まりです。「掲示教育」と当時は言っていました。
NIE活動は次の3点が特徴です。
- 教育界と新聞界が協力して新聞活用を行う
- 新聞を1紙でなく、数紙を読み比べて、批判的に読み、学習に生かす
- 切り抜いて活用するだけでなく、丸ごと活用する
NIE活動で身につけられると期待させる力
今回発表になった新学習指導要領に、新聞活用が随所に盛り込まれていることでもわかる通り、「言語活動」の育成に役立つということです。
- 文章を読む、書く能力が付く
- 思考力、表現力が豊かになる
- 情報活用能力が向上する
- 社会への関心が深まり、公民としての資質・能力・技能が培われる
- 人間関係を豊かなものにする
東京都NIE推進協議会とは
母体は「東京都小学校新聞教育研究会」「東京都中学校新聞教育研究会」「東京都高等学校新聞教材開発研究会」「東京NIE連絡会」(朝日、毎日、読売、日経、東京、産経)の4団体で、ほかに、新聞活用を積極的にすすめる教育関係者、学生などの個人会員が参加している団体です。
住所 | 〒100-8543 東京都千代田区内幸町2-2-1 日本プレスセンタービル7階 日本新聞協会内 |
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局長/局員 | 東京都NIE推進協議会 事務局長:本杉 宏志 / 事務局員:足立 順子 |
電話番号 | 03-3591-4760 |
メールアドレス | tokyo-nie@pressnet.or.jp |
東京都NIE推進協議会の活動
NIE実践校の支援
東京都の小中高のNIE実践校に新聞提供、記者派遣、コンクール参加などの活動を支援しています。また、それ以外にも、NIE活動をすすめている学校を支援しています。
各種事業
- NIE実践校に対するオリエンテーション(5月)
- NIEセミナー(8月)
- いっしょに読もう!新聞コンクール(9月)
- 研究発表会(2月)
小・中・高校別月例会
NIE実践校の報告を中心に新聞活用法を研究しています。
ほかに、各学校の要請に応じてNIEアドバイザー、参与による支援活動も行っております。